参加してくれるワンちゃん達です

体調チェックとブラッシングをします

子供達とのふれあいの時間です

いろいろなワンちゃんを撫でたり

抱っこしたり・・・笑顔がこぼれます

屋外に出よう!!

子供たちもリードを持ってお散歩します

 

広いイベント広場でお散歩したり

ワンちゃんのブラッシングをしたり

おもいおもいに楽しみます

そろそろお別れの時間です

最後までワンちゃんと触れあいます

また来月会おうね♪


【アニマルセラピーにおける留意点】

●アニマルセラピーにおける記録の意義と徹底
 動物を使用した活動(療育および療法)を実施するにあたって気をつけなければならない事柄に、動物福祉(アニマルウェルフェア)の問題があります。動物福祉とは肉体的にも精神的にも良い生活をさせる、あるいは飼育動物における不必要な苦痛の回避および良い生活の保証のことです。アニマルセラピーを実施する際には、対象者(私たちの場合は障害児およびその家族)とのふれあいが動物にとっての精神的苦痛になっていないことを証明することが必要です。これらのことを証明するためには、活動時における動物の行動および生理反応について調べなければなりません。
 我々は、動物にとって苦痛のない活動を行っているという自信があっても、部外者から見ればそうではないと指摘される事があります。アニマルセラピーは動物虐待につながるのではないか、と懸念する獣医学、動物学あるいは医学関係者がいることは事実です。そういった人たちの理解を得るためには、活動に参加している動物についての行動の記録や生理学値が必要です。
 アニマルセラピーは人のための福祉活動です。それ故、活動の成果は人の行動や心を改変させ、人を幸せに導くことになると思います。動物が真に人の心に入り込み、人の役に立っているということを証明するためにも活動記録の収集と保存は重要な意味を持ちます。記録を取りながら、障害を持つ子供たちとコミュニケーションを取ることは大変難しいです。しかし、参加者の苦労による記録の採取が、今後アニマルセラピーの理解と広がりに貢献すると信じて、頑張って行動の記録を取りましょう。